はじめてのフレームワーク 【Vue.js編】
えりちゃん
最近のブーム「ゆらころん」
ゆいちゃん
まっすぐな線を描くのが得意
ともちゃん
日課 竹踏み
リーダー五十嵐氏
本日の講師
はじめに
「フレームワーク」について
アプリケーションの骨組みとなり基本的な機能やルールを提供する。
一般的にフレームワークのルールに沿って必要なコードを追加していくため、
少ないコードで効率的に作成することが可能。
フレームワークの種類
「Vue.js」について
UIを構築するためのJavaScriptフレームワーク。
Model、View、 ViewModel の3つでアプリケーションを構築する、MVVMと呼ばれる設計パターンを採用。
公式の拡張ライブラリ「Vue Router」を使用することで、SPA(SinglePageApplication)を構築可能。
「データバインディング」
データと描画を同期させる仕組み。
データに変更があれば即座に画面にも変更が反映され、画面に変更があればデータにも即座に変更が反映がされる。
- 「v-」から始まるVue.js独自の属性を「ディレクティブ」と呼ぶ
- ディレクティブの値はJavaScriptの単一の式
- ディレクティブは引数、オプションにより動作・役割が異なる
- 独自のディレクティブを作成することも可能(カスタム・ディレクティブ)
v-bind
タグ属性の値をVueインスタンス内で定義した変数で表現する際に使用
<div id="app"> <a v-bind:href='url'>中央コンピューターサービス(株) </a> <p>{{message}}</p> </div>
new Vue({ el: '#app', data: { url: 'https://ccs.rondomark.asia/', message:'ようこそ!北海道へ' } })
v-on
イベントのトリガーと呼び出す関数を定義する際に使用。
<div id='app'> <p>{{ message }}</p> <button v-on:click='reverse'>チェンジ</button> </div>
new Vue({ el: '#app', data: { message: '中央コンピューターサービス' }, methods: { reverse: function(){ this.message = this.message.split('').reverse().join(''); } } })
v-model
データとフォームの入力項目をバインド(双方向バインディング)
<p>{{message}}</p> <input v-model="message">
new Vue({ el: '#app', data: { message: '中央コンピューターサービス' } })
試してみたい方はこちらから↓
公式サイト:Hello World example
「コンポーネント」
UI部品ごとにテンプレートとJavaScriptを1つのセットにして、
他の機能とは切り離した開発・管理を可能とする仕組み。
「Vue.js」ではUIコンポーネントを組み合わせてページを作成することを前提としている。
- UI部品の「再利用」が容易。
- 1つの機能をメンテナンスする際に、複数のファイルの行き来を削減。
(Node.jsを使用できる環境であれば、JavaScript、HTML、CSSをまとめて管理することが可能。(単一ファイルコンポーネント))
「Vue.CLI」をインストールしてページを作ってみよう!
前提条件
Node.jsがインストールされていること。
まだの方はこちらから「公式サイト:Node.js」
①Vue CLIをインストール
$ npm install -g @vue/cli
②Vue CLIのバージョンを確認
バージョンが表示されれば、Vue CLIが使用できます。
$ vue --version
③プロジェクトを作成
プロジェクト作成を開始すると、対話形式でいくつかの設定を求められます。
$ vue create [プロジェクト名]
④デフォルトかカスタマイズか選択
「default」 : デフォルトを選択した場合、bableとeslineのライブラリが読み込まれます。
「Manually select features」 : カスタムを選択した場合、読み込むライブラリを選択するメッセージが表示されます。
(まずは触ってみたいという場合は全て「Enter」で進めてもOKです。)
⑤ライブラリを選択(カスタムを選択した場合)
必要なライブラリを選択します。
その後、選択したライブラリごとに設定を求めるメッセージが表示されます。
(ここでは省略。)
⑥インストール完了
インストールが完了すると、作成したプロジェクトのディレクトリへ移動しサーバーを立ち上げるようメッセージが表示されます。
⑦サーバー起動
$ npm run serve
http://localhost:8080/へアクセスし起動を確認します。
以下の画面が立ち上がれば完了です。