PR/BLOG

広報・ブログ

はじめてのAR!(画像認識技術)#7 顔の検出

中央コンピューターサービス株式会社(CCS)は、2018年4月に技術開発推進部を新設し、お客様へのサービス向上に向けた更なる取り組みとして、「人工知能(Artificial Intelligence/AI)」や「拡張現実(Augmented Reality/AR)」等の先端技術の調査を開始しました。 奮闘しながら取り組む女性社員ゆりちゃんが、その様子をお伝えします。

はじめに

~実践学習を通じて、顔を検出するアプリケーションのプロトタイプを作成したゆりちゃん。~

ゆりちゃん

人の顔を検出して、顔に矩形を描画することができたよ!

ゆりちゃん

今回は、インストール型APIを利用して顔を検出したよ。

インストール型API

ゆりちゃん

インストール型APIとは、端末にAPIをインストールして、ネットワークがオフラインでも利用できるAPIのことだよ。

ゆりちゃん

今回は、3種類のAPIの精度を検証したよ。

Face Detecter

ゆりちゃん

Google社が提供するAndroidの標準APIに備わっているパッケージだよ。

ゆりちゃん

Face Detecterは、顔全体の矩形が取得できないみたい。

OpenCV

ゆりちゃん

インテル社が提供するオープンソースライブラリのAPIだよ。

ゆりちゃん

クロスプラットフォームに対応していて、Androidだけではなく、WindowsやLinuxでも利用できるよ。

ゆりちゃん

プログラム言語はJavaの他に、C++やPythonに対応しているよ。

ゆりちゃん

OpenCVは、斜めになっている顔が検出されないみたい。

ML Kit For Firebase

ゆりちゃん

Google社が提供するmBaaS(mobile backend as a Service)のAPIだよ。

ゆりちゃん

クロスプラットフォームに対応していて、Androidだけではなく、iOSでも利用できるよ

ゆりちゃん

プログラム言語はJavaの他に、Kotlin、Swift、Objective-Cに対応しているよ。

ゆりちゃん

今回検証した限りでは、ML Kit For Firebase の精度が1番優れていることがわかったよ!

ゆりちゃん

ML Kit For Firebase はまだベータ(β)版だけど、今後の展開が期待できそう!

インストール型とクラウド型

ゆりちゃん

技術開発推進部では、部内で分担し、複数の技術習得を並行して進めているよ。

ゆりちゃん

顔の検出に関しては、インストール型を私が、クラウド型を堀川さんが進めたよ!

リーダー堀川氏

クラウド型は、Microsoft Azureを使用して開発したよ!

リーダー堀川氏

クラウド型は開発スピードが上がる分、利用制限を超えると有料になってしまうから、費用対効果を検討する必要があるね。

ゆりちゃん

コスト削減が必要でも、まずはクラウド型でプロトタイプを作成し、製品のイメージをいち早く共有することも大切だね!

ゆりちゃん

ゆりちゃん状況に応じた開発を進めるために、様々な実装方法を学習することはとても重要だね!

おわりに

ゆりちゃん

顔の検出について、インストール型のAPIの利用方法および精度の検証と、クラウド型のAPIの利用方法の技術習得を、部内で分担して実施したよ。

ゆりちゃん

来月は年度末のため、今年度の技術習得の成果をまとめてお知らせするね!

~部署の仲間と力を合わせて学習を進め、年度末に向けて成果をまとめるゆりちゃんであった。~

~次回に続く~

 

  • 「Android」「Firebase」「Kotlin」は、 Google LLC.の登録商標です。
  • 「Windows」「Microsoft Azure」は、米国Microsoft Corporation の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
  • 「Windows」は、「Microsoft Windows operating system」の略称として表記しています。
  • 「iOS」は、米国Ciscoのライセンスに基づき使用されています。
  • 「Java」は、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
  • 「Swift」は、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の登録商標です。
  • 当ページの人物画像はNIGAOE MAKERで作成しました。
一覧に戻る
ゆりちゃん

技術開発推進部ゆりちゃんからのお願い顔マークを押して、技術ブログの
感想をお聞かせください^^